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国際グリム賞

■ 国際グリム賞

児童文学の真の発展のためには、地道な研究の積み重ねが必要であり、
そうした研究にたずさわる人々の業績を顕彰することはきわめて有意義である。

ここに、世界における児童文学の研究者を対象とする国際的児童文学賞を設け、
児童文学の振興に寄与しようとするものである。

この賞は、1986年、大阪府立大手前高等学校創立100周年記念事業として
同校同窓会金蘭会の基金により設置され、その趣旨を推進する大阪国際児童文学振興財団
との共催事業として実施するものである。

なお、この賞の設けられた1986年は、昔話の蒐集者・再話者であり、
すぐれたメルヒェン研究者でもあったグリム兄弟誕生200年の記念すべき年にあたり、
それにちなんで「国際グリム賞」と名づけられた。
また、作家・画家を対象とする国際アンデルセン賞と交互になるように隔年に授与することとした。

・国際グリム賞 実施要項


   
  ≪ 贈呈式 ・ 記念講演会 ≫   ※ 当日参加可
****************************************************************************    
     第15回 「 国際グリム賞 」 記念講演会
     「 わが著『絵本論』を超えて − 絵本と絵本研究の過去・現在・未来 」
      Before and Beyond Words About Pictures
    Picture Books and Picture-Book Studies, Then and Now
       〔講師〕 ペリー・ノーデルマン博士
       〔通訳〕 松下 宏子さん (関西大学ほか非常勤講師)
****************************************************************************    
   会   場  大阪国際交流センター
         大阪市天王寺区上本町8-2-6  近鉄「大阪上本町」駅から南へ400m
   日   時  :  平成27年11月21日(土)
    贈 呈 式  :  13:30〜14:00
    記念講演会 14:10〜16:30
   定   員  :  150人  ※ 申し込み先着順
   参 加 費  :  無 料
   申込方法  :  当日参加可
   主   催  :  一般財団法人 大阪国際児童文学振興財団
       一般財団法人 金蘭会
        大阪府立大手前高等学校同窓会 金蘭会
   後   援  :  公益財団法人 大阪国際交流センター
   協   力  :  大阪国際交流センター
(運営事業者:(株)コンベンション リンケージ)
       ◆ちらし(PDF)はこちら

   ◆◇◆ 東京でも講演会があります ◆◇◆◇◆◇◆

     「幼子のためのアリス
     −『子ども部屋のアリス』ほか、
      ルイス・キャロル作『不思議の国のアリス』簡易版にまつわるお話」

      Alice Grows Smaller:
      The Nursery Alice and Other Shorter Versions of Carroll's Wonderland
          講師:ペリー・ノーデルマン博士
          通訳:前沢明枝さん
          日時:平成27年11月28日(土) 15:00〜17:30
          会場:川村学園女子大学 目白キャンパス 地下1階講義室B3教室
          参加費:1000円(学生500円)   定員:100人
          主催:日本国際児童図書評議会(JBBY)
          共催:大阪国際児童文学振興財団、日本イギリス児童文学会
      ※申し込み・問い合わせは、JBBYまで
        E-mail:info@jbby.org TEL:03-5228-0051 FAX:03-5228-0053
 (2015.9.25)

  
◆◇◆◇◆◇ 第15回 「 国際グリム賞 」 の受賞者決定! ◇◆◇◆◇◆

  世界において、児童文学の研究にすぐれた業績をあげた方、または児童文学の研究・
  紹介等の振興に
顕著な功績のあった方を顕彰する 第15回「 国際グリム賞」 の受賞者が、
  ペリー・ノーデルマン 博士 (カナダ・ウィニペグ大学名誉教授) に決定しました。
  正賞の楯と、副賞として賞金100万円が授与されます。

ペリー・ノーデルマン 博士 (Perry Nodelman)

【略歴】

1942年カナダ、トロント生まれ。
1969年に米国・エール大学でヴィクトリア朝文学についての研究で博士号を取得。
1968年〜2005年までカナダ・ウィニペグ大学の文学部で教鞭をとり、名誉教授に就任した。
【主な著編作】

 <研究書>
  『記念論文集:10年の回顧』(1983)ジル・P・メイ共編
  『試金石:児童文学における優れた考え・言葉』(1986、1987、1989)全3巻編者
  『絵本のことば:絵本における語り』(1988)
  『児童文学の喜び』(2003)3版 メイビス・ライマー共著 *初版は1992年刊
  『隠された大人:児童文学を定義する』(2008)
 <児童文学作品>
  「マインドスパイラル」シリーズ全4作(1994〜1999)キャロル・マタス共著
  *日本では、2001〜2002年にあかね書房で出版(金原瑞人、代田亜香子訳)

【贈呈理由】

  ペリー・ノーデルマン博士は、国際的な児童文学および絵本の優れた研究者であり、カナダ・ウィニペグ大学の名誉教授である。
 主要著書は『絵本のことば:絵本における語り』(1988) 、『児童文学の喜び』(1992)、『隠された大人:児童文学を定義する』(2008)で、特に『絵本のことば』は、絵本研究の先進的な基礎文獻として国際的な評価が高い。また、『児童文学の喜び』第2版(1996)は大学における児童文学研究の教科書として名高く、中国、台湾、韓国で翻訳されている。
 加えて、英語圏の代表的な児童文学研究誌「児童文学協会誌」とカナダの児童文学研究誌「カナダ児童文学」の編集をそれぞれ1980年〜1988年、2005年〜2008年に務め、それらの雑誌に、児童文学理論に関わる論文や研究書の書評を数多く寄稿し、児童文学研究の発展に寄与した。
 カナダでは、1968年から37年間ウィニペグ大学文学部で教鞭をとり、多くの研究者を育成した。
 ノーデルマン博士は児童文学作家でもあり、これまでに12冊の著書がある。その中で「マインドスパイラル」シリーズ全4冊は、論理的思考をうながすファンタジー作品で、日本でも翻訳出版されている。これは博士の児童文学理論の実践ともいうことができる。
 以上のような業績により、児童文学研究の国際的振興に寄与したノーデルマン博士に、国際グリム賞を贈呈する。
 (2015.7.1)





【国際グリム賞 正賞】

正賞 第1回〜第6回 正賞 第7回〜
第1回〜第6回
第7回〜


第7回から正賞のデザインを変更し、
「グリム童話集」第2版の花輪を用いたものになっております。

なお、この制作には独立行政法人造幣局のご協力をいただいています。



【これまでの国際グリム賞受賞者】

・2013年 第14回 キンバリー・レイノルド博士
・2011年 第13回 蒋 風 教授
・2009年 第12回 神宮 輝夫 教授

・2007年 第11回 ジョン・スティーヴンス 博士
・2005年 第10回 マリア・ニコラエヴァ 教授
・2003年 第9回  ピーター・ハント 教授
・2001年 第8回  ジャン・ペロ 博士
・1999年 第7回  ジャック・ザイプス 博士
・1997年 第6回  テオドール・ブリュッゲマン 博士
・1995年 第5回  ドニース・エスカルピ 博士
・1993年 第4回  鳥越 信 教授
・1991年 第3回  ジェームス・フレーザー 博士
・1989年 第2回  ヨーテ・クリングベリ 博士
・1987年 第1回  クラウス・ドーデラー 博士


※注意※
受賞者の贈呈理由や経歴は、すべて各年度の国際グリム賞パンフレットから掲載しています。
文章中の年度および所属などにご注意ください。




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